連なる視点 – モノクロームの世界から 金子恵 西日本新聞挿絵原画展
後援:西日本新聞社 協賛:Galerie RECOLTE
2016年6月2日(木)〜6月7日(火)福岡アジア美術館にて開催。
西日本新聞社読者文芸欄に3年にわたって連載された挿絵の原画75点を展示。
新聞紙面の中で、挿絵の在り方とは一体何だろう?
絵は、どのような役割を持つだろう?
私の作品にはどんな作用があるだろう?
そんなことを考えつつ、いや、ある時は全くそんなことを無視しながら、原稿を落とさないよう、3年間、西日本新聞「読者文芸欄」の挿絵を担当させて頂きました。
見る人の存在や、絵を見た人がどう感じるだろうか?という事を、 描く前からこんなにも意識して制作したことは今までなかったので、 題材を選ぶのに戸惑うことも多くありました。その中で、出来るだけ私の大事にしているものを発信していこうと努めました。前半の水彩画は、彩色がありながらも紙面はモノクロ掲載である為、 濃淡を意識して、どのような表情がでるのか毎回掲載が楽しみでしたし、 後半のモノクロの作品では、元々好きだった画面の構成に、 様々な視点から挑戦できたように感じます。
–––『挿絵の仕事を終えて』金子恵
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2013年〜(水彩)
2014年〜(水彩)
2014年〜(インク)
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