『秘密の入口』だけなら、わくわく感だけでドキドキのぞき込んだっていいかもね。
だけどそこは西谷拓磨。『秘密の出入口』なのだ。

『出入口』となると「入っても当然出る事が出来るじゃん！」「出口があるから安心安心！入っても大丈夫だよっ！」って、なんだか妙に誘われてる感じ。
『秘密の入口』を見つけて簡単に入っちゃうと、入ってみてから、あれっ出るに出られない！ってな事にもなりかねないよ。

そこには、入る前にはわからなかった作品達の魅力っていう宝物がたんまりあって、出たくなくなっちゃうかも。
そうしているうちに、ぐるぐる同じ所をまわったり、あっちがこっちになったり、上が下になったり。。。やっと出て来た時には、あなたが絵の中にいて、絵の中のみんながこっちに出て来てたりして。

「秘密の入口」と「秘密の出口」は、きっと同じ場所ではない。

そのわくわくを感じたい人は、見に来てください。
毎回、パワーアップして「変わらないのに、変化し続ける作品」と作家に会いに。
あれっ、なんだか変？